「選ばれる介護施設の秘密は“強みの言語化”|整骨院から始まった成功例」

介護経営

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、**「自社の持つ“手札”=強みをどう活かすか」**というテーマでお話しします。


介護業界でも問われる「自社の強み」

介護施設を新たに立ち上げる、デイサービスを始める、地域密着型の事業に取り組む──
こういった場面では、「自社の強みをどう打ち出すか」が成功のカギになります。

たとえば、

  • 医療的ケアの体制が整っている
  • レクリエーションが多彩
  • 認知症ケアに力を入れている

といったことが、他社との違いをつくる要素になります。

ただ、これらは“よくあるウリ文句”とも言えます。
本当に大切なのは、「自社にしかない武器」を見つけ、それをどう活かすかという視点です。


原点を活かした「整骨院」からの展開

私たちの会社の場合、スタートは整骨院の運営でした。
そこから福祉用具、在宅支援を経て、介護施設やデイサービスへと事業を広げていった経緯があります。

この中で一貫して意識してきたのは、整骨院で培ったリハビリや身体ケアの知識・技術を介護の現場に活かすことです。

たとえば、

  • デイサービスに柔道整復師を常駐させ、機能訓練を充実させる
  • 入居者やご家族が整骨院で優先的に施術を受けられるような特典をつくる
  • 「身体の改善が実感できる介護施設」というブランディングをつくる

といった取り組みを通じて、「選ばれる理由」を構築してきました。

これは、整骨院という原点を事業にきちんと結びつけた結果です。


「言語化」と「設計」がカギ

大事なのは、こうした強みをきちんと言葉にして、相手に伝わる形にすることです。
私たちも最初は「整骨院と介護ってどうつながるの?」と戸惑いました。

でも、以下の3つのステップを意識していくことで、強みは必ず武器になります。

  1. 手札の棚卸しをする(過去の経験、人材、スキル)
  2. 顧客に伝わる言葉で整理する(言語化)
  3. サービスに組み込む形で設計する(強みを使える仕組みに)

言語化が曖昧だと、利用者にもスタッフにも響きません。逆に、しっかり言葉にできれば、同じサービスでも伝わり方が変わります。


「強みが分からない」ときこそ相談を

実際には、「ウチの強みって何だろう?」「それってアピールになるの?」と悩む方も多いと思います。

でも、後から言語化しても大丈夫です。
少しずつ言葉にして、活かし方を探っていけば、それは立派な「経営資源」になります。

自社に眠っている“原点”を見直すことで、新しい展開や差別化のヒントが必ず見つかります。


もし「強みがはっきりしない」「どう打ち出せばよいか分からない」と感じている方がいれば、ぜひ一度ご相談ください。

✅ 個別無料相談はこちら → https://forms.gle/htfpMeQVqAZDjPVD9
✅ LINEでのご相談はこちら → https://lin.ee/inTHLxh
※たとえば「整骨院出身のスタッフをどう活かす?」「柔道整復師のスキルをサービスにどう組み込む?」など、具体的なご相談も大歓迎です!


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