介護事業を始めたい人へ!私の経営経験とリアルな課題をお話しします

介護経営

1. はじめに

私は約12年前、介護業界に参入しました。
介護の知識ゼロの状態から「福祉用具貸与事業所」を立ち上げ、不安の中でのスタートでした。

最初はうまくいかないことだらけで、毎日が手探り状態でしたが、
「どうすれば売上を上げられるか?」を考えながら、日々営業に回ることで少しずつ道が開けていきました。

その後、「住宅型有料老人ホーム」 を立ち上げ、さらに 「デイサービス」「訪問看護」 を加えながら事業を拡大してきました。
しかし、その道のりは決して順風満帆ではなく、
集客の壁
法改正による報酬の減少
人材確保の難しさ
といった様々な問題を乗り越えてきました。

本記事では、ゼロから介護事業を立ち上げ、軌道に乗せるまでに学んだ経営戦略 をお伝えします。
「介護事業を始めたい」「経営に課題を感じている」 という方の参考になれば幸いです。


2. 介護事業のスタート:福祉用具貸与からの挑戦

私が最初に手掛けたのは、「福祉用具貸与事業所」 でした。
なぜこの事業を選んだのかというと、
事業開始時の初期投資が比較的少ない
訪問介護に比べ、人件費のリスクが少ない
需要が安定している
という理由があったからです。

しかし、始めてみると**「営業の難しさ」** に直面しました。
施設やケアマネージャーとの関係構築なしでは、利用者を増やすことはできない という現実を痛感しました。

📌 解決策として行ったこと徹底したケアマネージャーへの営業活動
提供する福祉用具の品質と説明力を強化
地域の高齢者支援ネットワークに積極的に参加

この戦略が功を奏し、少しずつ売上を伸ばすことができました。


3. 老人ホーム・デイサービス・訪問看護への拡大

福祉用具貸与事業が軌道に乗ったことで、次のステップとして 「住宅型有料老人ホーム」と「デイサービス」 を立ち上げました。
しかし、ここでも**「集客」** が最大の課題となりました。

老人ホームやデイサービスは、
ケアマネージャーからの紹介
家族の口コミ
地域の認知度
によって入居者が集まります。

📌 成功のために実施したこと地域のケアマネージャーとの信頼関係を築く営業活動
施設のコンセプトを明確化し、他施設との差別化を図る
定期的な内覧会・見学会の実施で、家族や関係者に施設を知ってもらう

この結果、施設の入居率は徐々に上がり、安定した運営が可能になりました。


4. 法改正と訪問看護事業の開始

経営が順調に進んでいた頃、介護保険の法改正が行われ、
介護報酬の減少により収益モデルの見直しが迫られました。

このままでは事業の継続が難しくなると判断し、訪問看護事業を開始。
しかし、ここでも**「看護師の確保」という大きな壁** にぶつかりました。

📌 課題と対策求人のターゲットを「経験者」だけでなく「未経験者」まで広げた
働きやすい職場環境を整備し、離職率を低下させた
医療機関と提携し、人材紹介を受ける仕組みを作った

こうした取り組みにより、訪問看護事業も軌道に乗せることができました。


5. 介護事業を成功させるための経営戦略

これまでの経験から、介護事業を成功させるためには 「やり方」 が非常に重要だと実感しています。

📌 成功のための3つのポイント1. 事業ごとの特性を理解し、適切な運営戦略を立てる
2. 集客は「待ちの姿勢」ではなく、「攻めの営業」で取り組む
3. 法改正や市場の変化に適応し、柔軟に事業モデルを調整する

💡 介護事業は「やれば成功する」というものではありません。
経営者の戦略次第で、事業が成長するか、苦戦するかが決まります。


6. まとめ

ゼロから介護事業を立ち上げ、福祉用具・老人ホーム・デイサービス・訪問看護を展開
営業・集客の工夫がなければ、事業は軌道に乗らない
法改正や人材確保の課題を乗り越えるためには、常に新しい戦略が必要
経営者次第で、事業の成長スピードは大きく変わる

介護事業の経営で悩んでいる方へ、私の経験が少しでも役に立てば幸いです。


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