営業は苦手でも構わない。でも“やる人”が認知される業界です
介護事業所を新たに立ち上げたとき、ほぼ確実に直面するのが「営業活動」です。
施設や事業所があることを知ってもらわなければ、どんなに良いサービスを用意していても誰にも届きません。「待っているだけでは仕事は来ない」──これが現実です。
でも営業が得意、という人は実はかなり少数派。なぜなら、人は「断られること」や「惨めな思いをすること」を本能的に避けたがるからです。これは普通の心理です。
ですが、介護業界は、少し事情が違います。
介護業界の営業は、他業種よりも“聞いてもらえる余地”がある
私自身、異業種も含めて営業経験がありますが、介護業界は「門前払い」のような対応が比較的少ないと感じています。
ケアマネジャーさん(※要介護者のケアプランを作成する専門職)などは忙しいながらも、話を聞いてくださる方が多い。もちろん、タイミングや接し方は大切ですが、誠実に対応することで信頼につながります。
ここで大事なのは、テクニックではなく「継続性」と「誠実さ」です。
営業の前にやるべき“準備”とは?
実際に私が営業活動をしていたときに、もっとも重視していたのは「訪問先リストの作り方」です。
ただ闇雲に歩くのではなく、まず地図を見ながらエリアを把握し、どの順番で回れば効率が良いかを考えてルートを組みました。1日で回れる件数を最大化することで、より多くのケアマネさんと接点を持てます。
パンフレットなどのツールは、あえて作りませんでした。なぜなら、「パンフレットづくりに時間をかけすぎて営業の本数が減る」ことは本末転倒だと考えていたからです。
大事なのは、“どれだけ準備物が整っているか”ではなく、**「自分の言葉で、どれだけしっかり相手に伝えるか」**です。
技術よりも、“実際に足を運ぶこと”
営業と聞くと、「トーク術」や「クロージング技術」が重視されがちです。確かにそれも大切ですが、それ以上に重要なのが「実際に足を運ぶこと」「行動し続けること」。
最初から完璧なトークは必要ありません。大切なのは、相手を思いやり、誠実な態度で向き合うこと。すると、少しずつですが「顔と名前」を覚えていただけるようになります。
“人がやらないこと”を、丁寧にやる
営業をコツコツと継続すること。これは、地味ですが確実に認知を広げていく方法です。特に介護の現場では、「この人は信頼できる」という印象が紹介や依頼に直結します。
「自分には営業は向いていないかも…」と感じる方もいるかもしれません。でも、苦手な人ほど、誠実さが伝わるという武器があります。
最初の一歩は小さくても構いません。1日に1件からでもいい。続けることで、必ず「声がかかる日」がやってきます。
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