1. はじめに
介護サービス事業所にはさまざまな種類がありますが、その中でも「福祉用具事業所」には、他のサービス事業所にはない特権があります。
本記事では、デイサービスや訪問介護・訪問看護などと比較しながら、福祉用具事業所ならではの強みや営業面での可能性について詳しく解説します。
2. 介護サービスにおける「上限」とは?
まず、他の介護サービス事業所にはそれぞれに”上限”があります。たとえば:
- デイサービス:施設の専有面積に応じた定員制。広さによって受け入れ可能人数が決まる。
- 訪問介護・訪問看護:1人のスタッフが1日に訪問できる件数に限界がある(例:30分の訪問であれば1日8件ほどが限度)。
- 訪問看護の場合はさらに書類業務も多く、実際の稼働時間はさらに短縮される。
つまり、人的・物理的な制限があるため、売上の上限も自ずと決まってしまうというのが現状です。
3. 福祉用具だけが持つ「無限のキャパシティ」
一方で、福祉用具事業所にはこのような上限がありません。
- 担当者1人で100人、200人、300人と顧客を持つことが可能。
- 実際、福祉用具専門相談員で200人以上の担当をもつ方も多数存在。
私の経験では、200人以上の担当を持って初めて一人前という感覚があります。しっかり営業スキルを身につければ、それ以上を目指すことも十分可能です。
4. 他事業と比べた収益性の違い
福祉用具事業所の大きな特長は、「従業員1人あたりの売上上限が高い」点です。
- デイサービスでは施設のキャパに限界があるため、売上は固定化しやすい。
- 訪問介護・訪問看護は人員に依存するため、労働集約型になりやすい。
- 福祉用具は営業力次第で担当件数も売上も大きく伸ばせる。
これは営業型ビジネスの特性を最大限に活かした業態であり、一人当たりが生み出す利益のポテンシャルが非常に高いことがわかります。
5. 売れる人・売れない人の違いとは?
売上に差が出る要因は明確です。
- 営業力:信頼関係の構築、ヒアリング力、提案力
- 対応力:納品後のフォロー、迅速な対応、専門知識
- 関係性の深さ:ケアマネージャーや医療職との連携の強さ
こうしたスキルを磨いていくことが、長期的な顧客獲得と安定的な収益につながります。
6. まとめ
福祉用具事業所は、他の介護サービス事業所に比べて“担当できる人数”という点で制限がなく、営業力次第で大きな成果を出すことが可能です。
単純な労働時間やスペースに依存せず、成長の可能性が非常に大きい業態と言えるでしょう。介護サービス事業の拡大を検討している方にとっては、福祉用具事業の導入や強化は非常に有力な選択肢です。
ぜひ、この機会に福祉用具事業所の可能性を再確認してみてください。
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