事務所の雰囲気で売上が変わる?ケアマネが安心する空気の作り方とは

介護経営

はじめに

介護業界では、事業所の雰囲気が信頼や売上に大きく影響します。普段私たちは意識していなくても、外部から訪れたケアマネージャーや営業担当者は、事業所の空気感を敏感に感じ取っています。今回は、ケアマネが安心できる雰囲気作りについて、私自身の経験を交えてご紹介します。

1. 雰囲気は思っている以上に伝わっている

私自身、多くの介護事業所へ営業に出向く中で、事業所の雰囲気には大きな差を感じてきました。笑顔で迎えてくれる、対応がスムーズ、挨拶が自然と出る。そんな雰囲気の事業所には、また訪れたくなるし、信頼感も生まれます。一方で、誰が対応するかを押し付け合っているような雰囲気の場所は、正直なところ「もう行きたくないな」と感じることもあります。

2. 雰囲気作りの工夫例

○ 音楽の導入

事業所のBGMとして穏やかな音楽を流すことで、スタッフの気持ちも和らぎ、事業所全体に温かみが生まれます。実際に、私の周りでも音楽をうまく取り入れて、雰囲気改善に成功している事業所は多くあります。

○ 電話対応は第一印象を決める

電話は外部との重要な接点です。元気な声での対応、笑顔が伝わるような声のトーンは、相手に安心感を与えます。

また、よくある失敗例として「担当者が不在なのでまたかけてください」という対応があります。これは、相手に仕事をひとつ残すことになり、心象が良くありません。私の事業所では「担当者に確認し、こちらから折り返します」と伝えるよう徹底しています。このひと手間が信頼関係の構築につながります。

3. 福祉用具事業所ならではの工夫も大切

福祉用具の事業所は、直接的にお客様と関わる場面が多くないぶん、ケアマネとの関係構築が売上に直結します。だからこそ、事業所の雰囲気づくりや、ケアマネとのやり取りの一つひとつが非常に重要です。

4. 最後に

事業所の雰囲気は目に見えないけれど、確実に相手に伝わるものです。日々の対応の中で、意識的に雰囲気をつくる努力をすることで、信頼される事業所となり、結果として売上や紹介にもつながっていきます。

こうした地道な工夫の積み重ねが、介護業界における信頼と結果を生み出すと私は信じています。


☑ケアマネージャーとの関係性強化にお悩みですか? 今回の記事で気になる点やもっと詳しく聞きたいことがあれば、お気軽にご相談ください。

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